400年以上にわたり人々の身体と心を癒す名湯・遠刈田温泉源泉かけ流しの湯を心ゆくまで楽しみ、
個室の囲炉裏で旬の食材を味わい、落ち着きあるお部屋でゆっくりとお過ごしいただけます。
古くより神の山と崇められる蔵王連峰の自然・温泉・食の恵みに癒され、
心の底からくつろげるひとときをお楽しみください。
お食事は、囲炉裏を囲む個室の食事処でお楽しみください。
蔵王の旬の食材を生かし、心づくしのお料理をお出ししています。
江戸時代からの歴史を持つ名湯・遠刈田温泉の湯を源泉かけ流しでお楽しみいただけます。
内湯、露天、貸切露天の風情あるお風呂になみなみと張った琥珀色の湯は、昔から足腰の病に効くとされ、神経症、筋肉痛はじめ豊かな効能と美肌に効く美人の湯として知られます。
やわらかな湯に包まれ、心身ともに癒しのときをお過ごしください。
当館は、全11室の小さな湯宿です。
湯治場として栄えた遠刈田温泉に江戸から続く老舗旅館として、お客様がゆったりと落ち着ける空間と、おもてなしを大切にしております。
純和風のすっきりとしたお部屋は、蔵王の豊かな自然に囲まれた心地よい静けさの中、日常を忘れて、おくつろぎいただけます。
その昔、京都の公卿三条盛実の姫おまんの方は、夢のお告げによって奥州に下り、 遠刈田の山中で炭焼きをしていた藤太という者の妻となった。
藤太は炭焼きを続けるうち、岩崎山金山(現在の籠山)を発見し大長者となる。
夫婦は三子をもうけ、長男の橘次が家業を継いで発掘した金を売る。
これが金 売り橘次である。
橘次は、岩崎山金山を発掘中、霊泉を発見した。
もちろん、これは伝説であり、岩崎山金山の発掘は慶長年間であるといわれてい ますから、温泉の発見も徳川の初期であろうと思われます。
刈田郡史によりますと、「この湯、初め蒲生氏郷に仕えていた大沼某の四世の孫、 勘十郎という者がこの地に移住し、荒地を開拓し慶長6年9月に温泉を発見した。
その後元文5年3月にも新たに発見された・・・」とあります。
この一帯は、白石城主片倉家の所領となっていたため、白石家中は湯銭を免除されたという記録もあります。
出展
※『宮城県温泉誌集成 一般社団法人宮城県温泉協会』より引用